スミ
未だに2019年M1決勝戦の録画を見て、ミルクボーイが歴代最高得点を出すところで泣いてしまう。
別にお笑い詳しいわけでもないし、ミルクボーイだってその日初めて見たくらいなのに。
だれかの人生が劇的に変わる瞬間ってそうそうお目にかかれないよなと思う。会場の空気感とか、そういうことかな。
今日はアナザーストーリーを見てボロボロ泣いてしまった。ひたむきに頑張る男、男泣き、そういうの弱い。お笑い番組で泣かすなよ。
あとかまいたちの濱家くんがタイプすぎてかっこよすぎて眼福。こういうこと言うと色んな人から怒られちゃうのかな。もちろんかまいたちのネタありきの話。
昔から、俳優やアイドルより芸人に憧れることが多い。
結局土日は仕事をして終わった。味気ない。
あとまた夜中までネカフェで漫画読むやつした。
漫画のレパートリーが豊富だけどいつも行くとこの2倍料金のかかるネカフェ。
物語がもたらすものに対しての涙腺が弱すぎて、結局何読んでも見てもすぐ泣いちゃう。
わさび
先日、暖房がつかなくなった。正確に言えば起動はするが冷気が排出される状態になってしまった。
先月、今冬は暖冬だからとこたつを押入れにしまった。
私の人生こういったことが多い。
真冬に暖房がつかなくなったのもこれが初めてではない。窓際に置いているベッド、外気がどこからか流れ込んでくる。
例の松茸のお吸い物が好きで先日198円で買ったら翌日別のスーパーで98円で売っているのを見かけた。
靴下型のストッキングのペアを間違え左右の足の甲の色が違う。
会社に鞄を置いたまま帰路につき、途中で気づき取りに戻る。その日に限って社長を始めとするエライ人たちがまだ社内に残っている。
高速バスの入金をし忘れ席が用意されておらず、しかもそれがバスに乗り込む瞬間に発覚する。
自分に責任がある案件も、そうでない案件も、なんだか私らしくておもしろい。後になればおもしろい。
2020年、ちょっと落ち着くことを抱負にしている。
飛んだペンギン
とびきりおいしいものをたくさん食べた週末。
おいしいものを食べることは私の中で大きな比率を占めていて、コミュニケーションをとる上でも自分を大切にする上でも欠かせないことだと思う。
大事な時、ちゃんとおいしいものを食べていきたい。
年末久しぶりに夜行バスに乗る。
なんだかワクワクする。
丘
あまりにもお粗末な食生活。
痩せるより太らないほうが簡単だよと言われた。確かに。
師走というものは本当に。そりゃ師も走っちゃうよね。
年末の疾走感は好きだ。冬のイベント盛りだくさんな感じも好き。
季節を大切にしていきたい。季節の行事はできるだけやりたい。ルーティンだって守っていきたい。
乳液
ある新刊を読んだ。帯の文句に腹をたてる。そういうことではないんだ、確かにそう書いた方が売れやすいだろうし目を惹くのかもしれないけど本質はそこではない。もっと違うところにこの話はあるのに。などと、思った。
ゆっくりと、一言一言を噛み締めないと読めない本。
自分だけのものにしておきたい気持ち、私の場合は、というか一般的にもそうなのかもしれないけど悲しいことが多い。
怒りや、憐憫や、辟易や、たぶんベン図にしてみれば広めの面積で重なっちゃうような気持ちを全てひっくるめて途方も無い深い青黒のように固めてしまった感情がある。それは私にしか理解できないし、その感情により悲しむ権利も私だけが享受できるものだ。
そういった気持ちや出来事を共有しないこと、分かち合わないこと、持ち合わせていることをまるごと許容された気がする話だった。
漫画だから、彼女の奥底のそういう気持ちや出来事をこれから覗き見してしまうのかもしれない。それすらも憚られるような。
行ったことのなかった神社へ行った。
街路樹が全て楠で暗くなるとライトもついて綺麗だった。ただ、御手水がすごく冷たくて指先から順に凍えた。
今年ももうすぐ終わる。
ゆがみ
怒涛の日々。
日が変わる前まで仕事して、そのままラーメン食べて帰って眠りこけるみたいな日々もわりと好きだ。
みんな仕事終わってないのにお酒飲み出しちゃったりするのも楽しい。
楽しく仕事ができているということが嬉しくて信じられない。
結果論になるから言わまいと思っていたけど言う。転職して本当によかった。
楽しい仕事なんてないと思っていたし、自分には向かないとも思っていた。
今のところは楽しく過ごしている。
20年来の旧友が遊びに来た。
文章にしようと色々考えたけど特筆することもなく、ただ当たり前のような時間を過ごした。
私たちにしか分からない空気や、会話や、間があるのだなと。
友人関係年々アップグレードされていくけど、きっと変わらないんだろうな。
急に寒くなり、そういえば冬ってこんな感じだなと思い出した。
最近俳句の漫画が好きで、すぐ影響されるから冬の季語について考えている。
紙片
執着していたもの、あっさり縁が切れた途端に興味がなくなる。
中途半端につながったままの執着しているもの、中途半端に気になってしまう。
バッサリと縁切れるもののほうが少ない世だから、早く色んな(悪い)ことから興味をなくしたい。
あっという間に11月も終わりに近づいている。
こたつを出す暇もなく、というかまだ毛布すら干せておらず、寒い夜を過ごしている。
どうにかしたいと、思ってはいるのだけど。