バーキン
夏休みが終わっていた。
旧友たちに会い、現状報告をして未来の話をしてあとは大体あの頃の話。
majority bluesを聴きながら当時の自分たちに重ねて、結局私たちの青春にチャットモンチーはずっと密接だったということに気づき、抑えきれず台風の中カラオケに行った。
飲み屋で散々喋ったのにやっぱり足りなくて、ファミレスの閉店時間まで居座った。
毎日誰かとケーキを食べに行く生活。
今でも歌える課題曲と自由曲。ピッコロとシロフォンで一緒にソリをした子が誰か思い出せなくなっていた。シロフォンすら思い出せなくて、木琴と呼んだ。
友人たちが覚えている私のこと、私が覚えている友人たちのこと、あべこべになって面白い。
子どもを産み育てている友人、すごく頼もしく見えたけど、やっぱりなんにも変わってなかった。
あの頃みんなの憧れだった人と、今になって初めて話した。
ほぼウイニングランの出勤。
寂しいですね〜って言われて、寂しいですね〜って返す。最後の飲み会は欠席でお願いした。
エアコンをつけると寒すぎて、扇風機だけだとちょっと暑い。わがままな季節がやってきました。