パーパー

たくさんヘコむことのあった1日の最後にしょうがないから自分の機嫌でもとってやろうと思って普段買わない刺身と安い酒を買って帰ったのに、帰路買い物袋が斜めになっていたようで買ったもの全てに刺身の汁がついていた。

鮭汁のにおいのする缶の酒を一気に飲む。

生物を買うときはいつもならビニール袋を二重にしているのに、今日は機嫌が悪かったからビニール袋をかけなかった。

いつもどこかで二択を間違えてしまう。

明日も同じ時間に起き、同じ時間の電車に乗り、同じ仕事をこなし、同じ時間に家に帰り、同じ時間に眠る。

そういう日々を生きていることを、どこか誇らしく思う自分もいる。

私の人生は誰かへの当てつけじゃない!