盗塁

私は春が好きで、このブログも読み返せば春を待ちわびているばかりだった。性懲りもなく春への想いを綴る。

春は切ない。

口内炎を潰すような、ちょっとサイズのきつい靴を履くような、外したばかりの絆創膏を嗅ぐような、そういう類の好きでもある。

あと気候がいい。

昼の陽気ももちろんだけど、その真骨頂は夜にある。

ほろ酔いで上着一枚羽織ってフラフラと出歩ける夜が気持ちいいのだ。

花見だって夜桜が1番いいに決まってる。

最近毎夜酒を飲んでいるのは夜が気持ちいいからだ。絶対にそう。浮かれているのだ。